掲示板使用上の注意
ログ置き場なので新しいスレッドは立てられません。
あくまで閲覧専用です。

1- レス

【ファイナリスト】ACT.235【拳つきあげ】


[598]名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 16:20:11
「ねえ…理奈…知ってる…?」 「ん…何…?またHな事…?」 恵理子が薄ら笑みを浮かべて聞いてくるのは大抵、下ネタの話であった。 「バター犬…って聞いた事無い…?」 「バター犬…?」 「アソコにバターを塗って…犬に舐めさせるんだって…」 「えっ…犬に…」 「友達に聞いたんだけど…ザラザラしてて気持ち良いんだって…」 「そうなの…?」 「理奈もした事あるんじゃないの…?」 「ニィィィ」と恵理子は笑った。 「したこと無いよ…」 「彼氏なんかより…すっごく感じるんだって…」 「へぇ…」 「ねぇ…ジョンと試してみれば…」 「ハハハハッ…ジョンと…?…私はいいよ…ハハハハハッ…」 学校からの帰り道に寄ったファーストフード店で二人でヒソヒソ話をしていたのを 理奈は居間で寝そべりながら思い出していた。 「バター犬か…」理奈はだるそうに体を投げ出しているジョンの姿を見ながら呟いた。 暑い夏の間は早朝にジョンと散歩するのが定例となっていた理奈は その日もまだ薄暗い散歩道を眠たげな表情で歩いていた。 「もう…そんなにあせらないで…」 理奈は手にしている首綱をグングンと引っ張るように進むジョンに声を掛けていた。 「ちょっと…待ってよ…参ったな…帰ろうかな…」 理奈はいつもの散歩コースとなっている川原の辺りに出て躊躇した。


0ch BBS 2005-12-31